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2006年11月14日 (火)

ETCの死角(安全対策不備)

「ETCを利用して高速に入ろうとしたら、ゲートが開かなかった」
比較的多いトラブルらしい。
原因の多くは、ETCカードの期限切れ、未挿入だそうだが、わたしの場合は違った。

ETCカードは有効期限内、確実に挿入済み。
Mobe110
M0BE-110 ETC車載器(三菱重工業製)は正常に動作中。
  動けばよいので、販売店の最廉価モデル。


ゲートの機械も他車が進入できたのだから、正常。


ではなぜゲートは開かなかったのか?


すでにカンのいい方はおわかりだと思うが、LEDが正常と点灯したまま
「車載器が壊れていた」
のだ。


故障部分は、通信系。
当然のことながら車載器からは通信エラー音も出ず、ゲートが開かないだけである。


 #マヌケな話だが、修理(保証期間内だった)にだして返ってきてから
 #マニュアルを開き車載器のエラーの確認方法を知った。
 #まあ今回は、確認しても受信していないことになっているのだから無駄だったろうけど。


ゲートの係員には迷惑がられ、カー用品店の店員には「この難癖つけやがって」みたいな顔をされ、メーカーに送ったら「車載器本体の通信機能について異常を確認しました」で交換、再セットアップ、あらためてカー用品店で取り付け、終了、以上である。

何だ?
このやりきれなさ。


------
わたくし自慢じゃありませんが、ものあたりはたいへん悪い。
購入した製品の何割かは間違いなく故障します。
最近でも
・Apple PowerMacG5 Quad 購入して1ヶ月で煙を噴いた >CPUボード交換
・Sharp 全自動洗濯乾燥機 排水弁故障 >排水弁交換(保証期間内)
・Toshiba HDD-DVD レコーダー RD シリーズ 計2台(使用中3台)で、あわせて 3回の故障
  >HDD交換2台、DVD交換1台(販売店長期保証中)
・iiyama 液晶モニタテレビ リモコン受信部の故障 >初期不良につき交換
などなど。

自分のことをわかっていますから、長期保証をつけることができる場合は、まずつけるようにしています。
そして機械が壊れることも、そういう場面に遭遇する可能性があることも、当然理解しています。


------


だが、というか、だからこそ、今回のケースは許せない。
正常に動くことが当然で、そうでなければ生命、財産に関わる場合がある製品には高い信頼性(壊れないことや確実に動作すること)が求められるのは当然のことだ。
ETCがそこまでの信頼性が求められるものであるかどうかは各人の判断に任せるが、わたしとしては必要以上のものを求めるつもりは正直ない。
まして設置場所は、振動や、高温など、ダッシュボード周辺の劣悪な環境を考慮すれば壊れるなというのは無理がある。
けれど壊れることを前提とした、安全性は考えられてしかるべきである。
シロウト考えであるが、起動時に電波が正常に出ているかどうかのセンサー(決められた周波数のラジオ)とルーティンを組み込めばすむはずである。それを怠る理由がどこにあるのか。


確認のため、修理を行ったメーカーに電話してみた。
この時点でのわたしの要望は事実確認と改善を考慮しているのかどうかであった。


窓口担当: それでは、文書番号を。担当にかわります。

わたし: ETCゲートが開かないと製品を送付したものですが、今回の件について確認したいことがあり電話しました。正常に動作しているように見えたのですが、こういう状態では安全性に欠けると思うのですが、どうでしょうか。

修理担当A: 機械が正常に動作しているように見えたことは事実ですが、LEDの緑点灯はETCカードが正常に認識されたことを表すものであり、機械が正常に動作することを保証するものではありません。 ※1

わたし: 機械の状態を示すインジケーターがひとつしかない(正確には通信状態を示すものもあるがゲートに進入しない限りわからない)のですから、それが正常に点灯していれば大丈夫と判断するのは当然ではないですか。それでは安心してゲートに進入できないと思うのですが。

修理担当A: 現在の製品ついては、十分に安心して走行できる基準を満たしていると思われます。

わたし: 現に通信部の故障の場合に緑点灯(正常と表示)するのですが、これは特に問題ないと?

修理担当A: たとえ問題があってもETCシステムの利用規定通りに走行すれば、ゲートに追突するなどの事故は回避できるはずです。

わたし: すべてのひとが利用規定通りに走行していればいいですが、そうでないことも多いのではないですか。現状において、遵守されることを前提に製品設計を行うのは安全を軽視していませんか。


 #ETCシステムは利用規定通りにすべてのひとが運用しているのであれば問題ない
 #だろうが、現実にはオーバースピードでつっこんだり、車間距離を十分にとって
 #いなかったり、はよく見られる光景である。
 #それをすべて許容する必要もないが、起こりうることに対して対策を考えることは
 #必要なことと思われる。


修理担当A: ETCシステムは当社だけで成立しているわけではなく、高速道路会社の仕様を満たすように設計されています。したがって当社だけが個別の違いを組み入れることはできません。

わたし: 現状で十分であると思いますか。三菱重工さんだけでも改善することはできませんか。現行の商品はみなこの状態になるのですか。

修理担当A: 先ほども申しましたように共通の仕様を満たしているので、他社においてもそれ以上の対策を行っているという話は聞いておりません。当社でも現行商品においては同様です。



わたし: (しばし食い下がる)

## 修理担当A 埒があかないので、他の人にかわる
※1
その間にマニュアルを確認してみる。
p12 
ETC車載器の各部の名称と主な機能
「左:ETCの利用の可否を表します。(車載器が正常でかつ正しいETCカードを挿入しているときは緑色点灯します。)」との一文が。



修理担当B: お待たせしました。
わたし: 先にAさんは、LEDはカードの正常認識のみを表すものとおっしゃりましたが、マニュアルによれば車載器の正常動作も表す、と書いてありますが。

修理担当B: 確認します。・・・そうですね。車載器の正常動作も表す、となっています。

わたし: これでもいいと思いますか。

修理担当B: 日本道路公団がゲート式ETCの導入を決めた時点で、このような問題が起こることは認識しております。それを前提に利用規程が策定され、遵守していただくことによって安全は担保されると考えております。

 #世界ではシンガポールのようにノーゲート式のものもありますし、ゲートの仕組み上、、。という話もあった

わたし: そんなに大きい話ではなく、今回の件では、単に製品に改良を行えばいいだけ(ラジオの受発信確認を起動ルーティンに加えるだけ)ですが、それさえもできないのですか。

修理担当B: (先のAさんとほぼ同じ答え)

わたし: 本当にそれでユーザーの立場で製品を考えていますか。設計としては仕様を満たせば十分かもしれませんが、使う立場になったときにそれで十分だと?
それではこういう問題があることをユーザーに周知しておられますか。
修理担当B: 特に行っていません。

わたし: 行う予定は。

修理担当B: 今後についてはわたしからは何も申し上げられません。ただ、このような意見があったことを生かすようにはできるように努力いたします。

わたし: ぜひ対策をとってください。今回の件で、何かをしてもらうことは考えていません。けれど現状のままでは、三菱重工の製品を今後購入することはないですし、ひとに薦めることもできません。本当にシロウト考えですが、車載器の起動時に送受信の確認をとるだけでもいいはずなので、安全に対する対策を他社に先駆けて※2組み入れても(ユーザーサイドに)困る人はいないはずです。ぜひ今後の製品の取り組みに生かしてください。

 ※2 三菱重工修理担当者の言い分によれば、である。それほどのことか?


この間およそ40分
録音をしていなかったのが悔やまれるが、おおよそ以上のようなものであった。


修理担当者の言葉の端々にあらわれるのは、仕様を満たしているのであるから問題ないとの意識と業界横並びで自社だけが対策をすることへのリスク。そして利用規定通りに走行すれば問題ないとの逃げ口上。
自社の製品の使われ方を考慮しないユーザー意識の欠如。


今回は、ものあたりの悪いわたしが機械を信用していなかった & 久しぶりに使うため に限りなく速度を落として
いたことと後続車が少ないゲート & 時間帯 であったこと、が幸いだっただけで、ゲート突入による破損や急ブレーキによる追突の起こる危険性はあった。

どうしても法令やマナーやルールによってしか守れない部分も確かにある。しかし、ETC車載器が故障していながら正常に動作しているふりをしていた場合に、ユーザーはどう対処できるのか。
いちいちスピードメーターが壊れていないことを確認しながら道路を走ったりするだろうか。壊れていれば動かないのではないか。
オートマティック車のエンジンの始動には、パーキングポジションとブレーキを踏ませるのはなぜか?


「ETC車載器が故障していたなら、動かないようにしてくれるだけ(異常を示すだけ)でよい」


今回のわたしの望みは、これだけなのだ。
それだけわかれば、必要に応じて修理に出したり、買い換えたり、有人ゲートを選べばすむ話だ。
簡単に対策が可能(ラジオの受発信確認をするだけでよい;あくまでシロウト考え)であるにもかかわらず、業界だのシステムだのといういいわけを並べ立ててもむなしいだけだ。


しかし本当に三菱重工のいうように、通信機能のエラーは他社も含めて検出されないのだろうか。
システム上もこのようなことを考慮していないのだろうか。
もしそうであるなら、今後このようなゲートトラブルはカードの有効期限切れや差し忘れの陰にかくれて、確実に起こり続ける気がする。

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コメント

少し聞いてみたのだが、アンテナの検出を行っているメーカーは少ないそうである。

投稿: からっぽ | 2006年11月17日 (金) 02時24分

電波の送受信を確認するものを他に取付けるとなると、電波法上、FM波とは違い、ギガ帯の電波では確実に特殊無線の免許が必要になる、ETC車載器は特殊無線で基地側(ゲート側)が、免許を保持してればOKという物、もし確認用の物を取り付けるとなると、電波法の改正をするか、免許を取得すべき、この免許は取得が非常に難しい

投稿: | 2007年4月20日 (金) 16時47分

特殊無線の免許を必要とせず、簡単に検出する方法があればいいのだが。
実際に使っている周波数とは違うものであっても、例出しておられるFM波でもいいので発信&受信できれば、少なくても外れていないことはチェックできる。
 #根本的解決にはならないが

投稿: からっぽ | 2007年4月22日 (日) 22時56分

意味を理解していますか?、電波にはそれぞれ周波数帯があり、ラジオやテレビなどは一般人は受信機なので、免許はいらないが、送信する方は、それぞれの周波数帯にあった免許と事業許可が必要になる、ETCは 5.8GHzなので微弱電力による送信であっても、免許が必要、ETCの周波数はFMの1000X1000倍の周波数、FMで受信不可能、小学校、中学校で習う事柄ですよ

投稿: | 2007年4月26日 (木) 15時30分

車という常に振動がある環境で、接続確認が全くなされていないということが、原因のひとつだとすれば、毎回起動時に物理的にアンテナの検出確認(その周波数にFMであれば問題ないのですよね)ができればそれでもいいと思う、という意味で書いたのですが。

(確認はとれていませんが)回路が壊れていた今回の事例に通用しないような気はしますけれども。

そして教えていただきたいのですが、ETCというのは双方向通信ではないでしょうか。
ゲート>車載器だけでなく、車載器>ゲートも情報を送っているのだと思っていました。
ですから、ほとんど改変なく実現できるものと思っていました。また、免許がいるとして、それを除外(回避)する方法はありませんか?極端に微弱にするとか、なんとか。

投稿: からっぽ | 2007年4月26日 (木) 18時15分

この間の内容チョットキツカッタカモしれません、
ETCゲート直前に車両検知センサーが有り、車両が進入すると、ゲート手前のアンテナで、ETC車載器搭載か確認の電波を発信し、車載器が返事の電波を発信、入口ならその後入口情報をゲートから発信、車載器が受信したら、データーをカードに書き込みます、出口でもゲートからの電波によって、車載器側が、入口データー、セットアップデーター等を発信しOKだったらゲート開、とほぼ同時に料金データを送ってくる、その内容をカードに書き込みます
ETC車載器電波チェッカーと言うのが売っています、これも製造メーカーが免許を持っている為使用者は免許必要有りません、基本的には、車載器とゲート側との通信を擬似的に行うものです、マイクロニクス㈱が製造しており、たしか値段は8万円以上だったと思います

投稿: | 2007年4月27日 (金) 14時53分

追伸
極端に電波出力(パワー)を微弱にしたら逆に、問題が発生する可能性があります、たとえば、この機能がついた車載器がこの試験後、ゲート通行できるかは、わかりません、車載器の位置とゲートアンテナの距離は3m以上あるので、微弱でOKであっても電波がどこまで飛んでいるか解らない、OKとなる距離までしか飛んでいない可能性が有り、使用者はやはり、自己診断OKやったのに、なんでって事になるのでは

投稿: | 2007年4月27日 (金) 15時02分

またまた追伸、パナとどこかのメーカーが アンテナが繋がっているか、わかる車載器をだしているが、あくまでも、車載器と車載器用アンテナが接続されているかだけを確認できるもの、アンテナが繋がっていても、車載器が電波を出さない、又、受信電波を認識できなければ、これまた、何でやねんって事になるんじゃないですか

投稿: | 2007年4月27日 (金) 16時08分

確かにどこまで行っても「なんでやねん」という状況はありえます。


けれど考え方として、すべてがうまくいっているから正常と表す(ひとつでも返事が返ってこないなら異常に落とす)という前提は崩して欲しくありません。
だって、人は間違いを犯すものですし、機械は壊れるものです。


ETCの場合は、規定通りであっても徐行(20km/h以下ですぐに止まれる速度)は出しています。そして人の心理として、状況がつかめないときには、直前の動作を継続し続けるというものがある以上、車載器は正常、ゲートは異常を示し、すぐにゲートの方が正しいと反応できる方の方が少ないのではないか、と思うのです。


とすれば、車載器が発信も受信も行っているのであれば、ループすれば確認できるのではないか?という単純な発想から先のブログを書いたのですが、おかげさまで電波法やコスト面で採用が難しいという事情がわかりました。
物理的なアンテナ接続の確認を行っているメーカーがあることもお知らせいただき、重ねてありがとうございます。


それでも人間の心理を考えるならできるかぎり何らかの方法で対処・規定すべき事柄であり、放置することは好ましくない、新型が出てもすぐに買い換えるようなものではないだけになおのこと、ではないかと思います。


現状の電波系システムのままであれば、遮断機をもう少し先に設置するなどし、それまでのあいだにあわてずスピードを落とさざるを得ないような警告を行うとかなどできるかもしれません。

投稿: からっぽ | 2007年4月28日 (土) 00時41分

久しぶりに、投稿します。前回は電波法等の問題で車載器の無線系自己診断が難しいと言うことを記載しましたが、基本的にETCシステムでゲート遮断機を採用しているのは日本だけらしいです、他の国ではゲート遮断機を採用せず、ETCの電波通信と料金所でのナンバープレート撮影で識別していると聞いたことが有ります。日本でゲート遮断機を採用している理由は、一般ゲート使用車とETCゲート使用車の合流点への進入速度を平均化する為らしいです、ETCゲート使用車はノンストップと速度維持とを勘違いしていて、合流点に先に侵入している車を追い越すかたちで進入する車が多く合流点での事故回避の為ゲート遮断機を付け、進入速度を20Km位にするようにしているらしいです。ゲート遮断機廃止を訴える方が、電波法等改正するより早いかも

投稿: | 2007年5月 7日 (月) 09時55分

追伸
知り合いのパナソニックの社員に聞いたんですけど、道路会社によってはゲート数百メートル?前に予告アンテナが有り、カード未挿入なら「カードを入れて下さい」等の案内の電波を発信するようです、ただし、これもETC車載器の通信機能が正常でアンテナ取付方法も正しい場合のみ有効だと思います、
逆に考えれば、予告アンテナの位置がわかれば、通信機能のチェックに利用できそうです。

投稿: | 2007年5月 7日 (月) 17時12分

おっしゃるとおりですね。

もしかしたらETC普及率が80%とかそれ以上になった時点でゲート遮断機の廃止を織り込んであるのかもしれません。
いらなくなればコスト削減にもなりますし。

高速道路入り口での予告アンテナは高速に入らないという選択ができないほとんどの料金所ではちょっと抵抗があります。
それに交通量の多いところでは、入り口直前でのレーンチェンジ(発券機窓口へ)はけっこう怖いです。

それよりもまちなかにETCを利用した
・駐車場
・ガソリンスタンド
・ドライブスルーショッピング(ファストフード)
などがもっと普及して利用できたら、もう少し安心できるかもしれません。

元々日本のETCシステムはこのような用途も満たすために仕様がまとめられたらしく、本来の高速道路の料金収受システムとしては、過剰ともいえるスペックになっているそうです。

複雑なしくみになれば対処もたいへんになるのですが、ここら辺がいかにも日本的な発想なのかもしれません。

投稿: からっぽ | 2007年5月 9日 (水) 00時57分

使用されている機種は 三菱重工製でしたよね、チョット古いけど残念!!!同じ三菱グループでも三菱電機なら、三菱商事と組んで駐車場等のシステムを作っているらしいです。他社も有るみたいですけど、現状では特定の機種と特定のカードとの組み合わせによる物らしく新しくカードを作り登録?が必要みたいです

投稿: | 2007年5月10日 (木) 12時31分

ニュースではETCを利用した駐車場の料金収納サービスが開始されたとか
ウェブでも以下のような案内があるみたいですが、
今後、駐車場などで既存ETCが使えるようになります(道路局・2006年3月)

駐車場ETC社会実験
もし、新規のカード、車載器が必要であるなら、なんだか本当に残念!!!と切って欲しいとしか。
ただ、駐車場の料金収受に利用できるとしてもシステム投資がそれなりに必要なので、大手のパーキング業者であればスケールメリットがあるでしょうが、独立系だと厳しいかもしれません。
それにもし事前登録を業者の数だけしないとならないシステムだと、、、。


根本的な疑問として、駐車場にETCシステムを利用する必要があるのか?という部分をすっ飛ばして、動作確認に使えるかという視点からしか見ていませんけど。

投稿: からっぽ | 2007年5月12日 (土) 00時35分

この駐車上のシステムには、大きな欠点があるらしいです。パナ社員の情報、駐車上の入口出口に近いところを通ると、自分の車が駐車場側と通信し、案内が流れ課金されたと勘違いが増えるとの事、現状の有料道路でも、阪神高速の様に高架になっている箇所で、一般道を通行しているのに、ゲート側、車載器側とも、送受信の感度が良いと、車載器側が反応することが発生している様です、課金されたかわかりませんが、送信出力は電波法できめられているが、天候、周囲の環境(トラック等、電波を反射、遮る障害物)により、電波の到達距離が変わるので、こういう現象がたまに発生するとの事

投稿: | 2007年5月14日 (月) 10時23分

パナの社員と、知り合いの弁護士に、この内容を最初から読む様に勧めたら、両者から、確かにトラブルを避けるには、システムを改正しないと無理じゃないか、又、この人の気持ちは判るが、対応が若干まずい、との事。メーカ側の主張は法的に「正」である、生命財産に関わるという件では、車載器側からみると、明らかに車載器が原因(発火等)で、車が破損した、ケガをしたなら、PL法の範囲だが、ゲートにぶつかり、車を破損し運転手がケガをしたというケースでは、特殊料金所等の法令(道路交通法に準ずる法律)で、ゲート通行時は20Km未満で、ゲート等開かない時、又は、道路側の指示があった時は、すみやかにかつ安全に停止できる速度となっており、ゲートにぶつかったときは、運転手の前方不注意になり、停止したが後続車に追突された時は、後続車の前方不注意となる。との事です、又、必要以上に、メーカーに要求等を行えば、恐喝にあたるそうです。、メーカーの保証規定は弁護士と相談し、法律に基づいて、メーカーのサービスの一環としてもうけているとの事、車や産業機器などは保障期間規定というものが法令で決められているが、一般家電や車載電装品は保証規定に関する法律、法令は無いとの事

投稿: | 2007年5月15日 (火) 09時48分

メーカーの方や弁護士の方にまで問い合わせていただき、重ね重ねありがとうございます。
現在の法律や保証の中で問題ではないことは理解していますので、わたしの方の対応がまずい部分があったかもしれません。
ただ、一番最初のエントリーで書いたのですが、メーカーに要求した(お願いした)のは、
・こういう事例があったことを報告すること
・故障のときに動かないで欲しいということ
・今後改善のリストに入れて欲しいということ
であって、金品の要求などは一切行っていません。


そして、これはもっとユーザーサイドから取り上げていかなければならない話題のひとつですが、人は間違えるものという前提に立った法律の作成・運用と周辺環境の整備です。
事故原因が、スピードの出し過ぎ、前方不注意、誤操作といった、数十年たっても変わらない理由で単なる行政、司法、民事の刑罰・賠償のためだけの存在であってよいのか?という視点です。


現在のしくみでは、今回のことも、追突すればユーザー側の不注意ということで終わりです。
けれどゲートがある時点で追突事後が発生することは自明のことです(メーカーの人も起こりうることとおっしゃっていました)。


最終的にはユーザー側の責任です。それを否定するつもりはありません。
けれど、それでもそのような装置をつけた以上、より安全に走行できるようにする努力は必要だと思うのです。対処方法があるのに(と思っていましたが、いろいろ難しい点があることがわかりましたけれども)それを「ユーザー側の不注意」ですませることは誰にとってもメリットのあることではないのではないか?
必要に応じてシステムも変えていく必要があるのではないか?
そしてなにより、ユーザーに疑って走れ!という事例の提供として書いたつもりなのですが、少々感情的になった部分があったかもしれません。

投稿: からっぽ | 2007年5月18日 (金) 18時11分

ひさしぶりに書き込みします、仕事で一昨日まで、シカゴにいました、シカゴからカナダに行く用があり、行きは飛行機帰りはレンタカーで移動、カナダにはクイーンズロードという無料の高速道路が東西に走っています、日本でも同じにすれば良いのに、、メーカーや道路事業者にお願いしても、お上が決めた事なので、変わる事はないと思われます。自民党の国会議員又は親族が何回かゲートに突っ込んだらあると思われます。知り合いの弁護士も言っていましたが、これが法を改正する確実で一番の早道との事

投稿: | 2007年6月 8日 (金) 15時33分

パナ社員から聞いた話ですが、ETCシステム立ち上げ時、ORSEと言う団体に、国土交通省からの天下り、電波法を統括する総務省(旧郵政省出身者)から天下り、実務を担当するかたちで各メーカーから強制的出向させられた職員から構成されたとの事、又、この強制出向に応じなければ、ETC車載器製造メーカーとして認定が難しくなると言われていたようです。今はORSEから各メーカへの指示、指導はほとんどない様です。(道路公団が民営化されてから)でこの団体等お上を刺激する行為を各メーカーがとると、今後この団体が統括する事業には永久に参入できなくなるらしいです、又、ETC車載器は電波法敵に特殊無線であることは説明したと思いますが、この規格を逸脱する行為、や改造をメーカーが直接間接にしろ関わった事が判明すれば、この認定も取り消される。
取り消された場合、この事業に関わらず、特殊無線(技適)に関わる全ての事業に 最低10年参入できなくなるとの事です
ゆえに、各メーカーは、いろいろ機能を改善追加しますが、肝心の無線部分においては、統括団体やお上の支持がない限り手をつけられない状態らしいです。リコールにかかわる問題以外の偶発的故障(出荷台数の0.01%未満の不具合、1万台に1台の割合)について発表できないらしいです、故障の原因が車側のバッテリーの電気ノイズのとき、車側を調べるより、ある程度のリスクをメーカーが車載器故障としたほうが利用者負担が少なくなると言う判断でサービスをしている為らしいです、実際に車側を調べ、故障の原因が車側にあったことがあるとの事、この時、利用者は自分側に原因があったとき、費用は全て支払うと公正証書を作っていた為、数十万円請求された事があったらしいです、車は外国車で車載器メーカーはトヨタ系らしいです。わけのわからん話ばかり書きましたが、なるべく高速道路を使わないほうが無難じゃないでしょうか

投稿: | 2007年6月11日 (月) 15時39分

シカゴですか。NBAのカブス、MLBのホワイトソックス、海外ドラマ ER の舞台というぐらいしか、知識がないです。
海の向こうに渡ったことがないので、うらやましい限りです。無料のハイウェイも同様ですね。


さて本題。
結局のところ、費用負担はだれがすべきなのか?という根本から発する諸問題に行き着くのでしょう。 -1
日本の場合、車というものが今でも贅沢品の扱いで、それに必要な、ガソリン・軽油も割増税、道路にも税。日用品の扱いではないです。その上で、より時間を節約できる高速道路はよりいっそうの高級品の扱いです。これを「タダにしろ!」というのは、先日の道路公団の民営化によって不可能になりました。
これ自体は維持管理費・延伸のための費用も発生しますし、受益者負担の原則からいっても全く理由のないこととは思いません。


その上で、徴収方法とシステム構築の問題 -2
今回であれば、現行のETCシステムの選定と運用。
ゲート式を採用した >> 追突事故は不可避
車載器を要求し、設置を任意にした
   >> 混在によってIC周辺の危険性が増す
汎用性の求めたため高度化 >> 高額に。故障しやすい?


これをさらに救いがたくするのが、
システム自体を改善するしくみの欠如 -3
社会に適合しない、しなくなった場合の収拾方法が定義されていないので、運用でカバーしようとする。
便利、簡単だと利用を促進はするが、問題があっても大きくなるまでほとんどの場合放置。
具体的事故事例を収集&検証せず、広報をしない。
結果、最終的にユーザーに責任転嫁することになる。
速度を十分に落とせ、前をよく見ろ、というようなどうにもならない注意書きがあふれることになる。


強制(法・安全、守るべきもの)と任意(経済・利潤追求、自己責任)のバランスと意識が狂っているように思うのです。


高速道路を使わないという選択については、事故率を考えると一般道路の遭遇率の方が高いのでは?と思います。
IC周辺の危険さえ回避してしまえば、原則、対向車、信号、歩行者がいない(ない)のですから。


天下りの諸問題は、これらに大きな影響を与えるものですが、ちょっと範囲に収まらないので割愛します。

投稿: からっぽ | 2007年6月11日 (月) 18時44分

ひとつだけ方法があるらしいです、各高速道路を再度国のものとし各道路会社に貸し出し、道路、施設管理を現行の道路会社にさせ、通行料金はNHK方式で、有料道路を使用する、しないにかかわらず、高速道路通行可能車両免許取得者から一律に、特殊道路高度化維持税として徴収する方式、事業用に利用する場合は予め申請をしておき、確定申告時に還付する、又、ある年数以上高速道路を使用していないことが、立証できる場合に限り、その間の徴収金の7割程度返還する、ドライブレコーダー的な物の取付で可能(GPS信号を利用し車両に通電している間車両の位置特定をし記録する物を作る)海外では実験段階に入っている国もあるらしいです

投稿: | 2007年6月12日 (火) 09時37分

日本は、高速道路は有料、ETC利用は任意、ゲートをもうけ遮断機をつけ、電波を使い、車載器を仕様とする、現行の方式を採用しました。

ある方式を採用した時点で切り捨てる部分があるのは、仕方がないことです。たとえば遮断機を設置した時点で追突事故の可能性が生じることとか。

しかし、
仕方がない=なにも対策をしない
ではないと思います。
(現在なにも対策をしていないわけではないですが、有効性の確認を行っているのかが疑問なのです)

具体的な事例を集め、打てる対策を考え、費用対効果の見極め、広報活動、これらのことをシステムの中に組み込んでおかなければ、設置者の都合のよい判断が優先されてしまうでしょう。

そのためには、先に述べておられた少数の事例を公表、検討することも大切だと思うのですが、その選択はけっこう高くつくみたい(にしているよう)ですね。

投稿: からっぽ | 2007年6月13日 (水) 00時04分

結局、お上に近い存在の人が事故にあうか、10万人以上ゲートに突っ込まないと改善されないと思います。

投稿: | 2007年6月13日 (水) 14時54分

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