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2007年3月22日 (木)

プログラムミスが問題ではない

気象庁の桜開花予想がプログラムミスによって間違っていたとの報告があった。
参考:さくらの開花予想用のプログラムの一部不具合について(気象庁)

しかし本当の問題はプログラムミスではない。
現在の予想システムの大半は過去のデータを数値的に分析し、現物を観察せずに導き出しているとのこと。
この発表がある前にNHKの昼の番組でキャスターが自慢げに、現物を見ずに予測ができ、人の眼によるものよりも正確です、といっていたのがなんという皮肉か。

気象という実際の現象を数値化モデリングし、過去と比較、分析することによって予測をたてることに異議、不満はない。
しかし、プログラムから導き出された結果を現実にフィードバックし、現物と比較検討することなくして完結するのはいかにもおかしい。
センサーが計測したものは誤差がある。プログラムにも誤差・ミスがある。その認識の上で最終的に現物と照らし合わせることは必要なことではないのか。

違う二つの方法論をとり、その結果をつきあわせ確認することは必要な作業ではないのか?

もっと身近で深刻な場面がある。
機器によるデータのみを判断の材料として、問題を解こうとすることは医療現場で当たり前に行われている。
不具合があるから病院いくのに、まず検査して数値に異常がないなら、
「そんなはずはないんですけどねぇ」。

現実と相反する結果が出たときにデータを信じ続けることは、大きな過誤をもたらすだろう。
常に原点に立ち返って、畏敬と謙虚さを持ち続けることのできるしくみをつくる必要があるのではないだろうか。

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昨日、気象庁から今年の第2回のさくら(ソメイヨシノ)の開花予想が発表されました。 [続きを読む]

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