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2017年7月 2日 (日)

VW の成長限界

フォルクスワーゲンのフランス法人が、販売台数の水増しを行っていたとか。

先日のディーゼルゲートと同じく一大スキャンダルに発展するか?

そもそもフォルクスワーゲンの置かれているポジションが、既に微妙。
とくに日本法人ではそれが顕著だ。
VWグループの中には、プレミアムブランドとして、ポルシェとアウディがある。
 ※ほかにもあるが、台数が出るブラントとしては
グループで利益が上がっているから、これでいいというわけにはいかないのが、ブランド別の会計。

利幅の大きいプレミアム部分を別ブランドが占めており、比較的廉価な車種もリリースしている。
それのプラットホームはVWとある程度共有するとなると、大衆車ブランドであるVWとしては利幅の大きい高額車種は販売しづらいし、お得感も演出しづらい。
そして大衆ブランドとして本来必要な、商用車がない。

その上、自動運転がらみで、ゲームチェンジが進行中。
安全運転技術の搭載が一気に進んできている。
その見込に乗り遅れたように見えるのが、VWグループだ。
全車速追従型のACCの挙動も自動ブレーキも唐突だ。
てこ入れしないと、じり貧の展開になるように見える。

ただ何年も前から、細かいところでおかしい点はあったのだ。
ひとつは、ビートルのデザインに必然性がないこと。
初期のビートルにあった、どうしてもその形でなければならない力学的、工学的側面は無視され、単に似ているファニーカーをメイン車種として販売しなくてはならない矛盾。
ゴルフ6までの正常進化エンジン(TSI ツインチャージド)がコスト、重量、燃費優先でシングルターボになったあげく、低速トルク不足で排気量アップを予定していることとか。
なにか大きな枠にこだわりすぎて、磨き上げる作業を怠っているように思う。

売る車がない、魅力ある車がない販売店はたいへんだと思う。

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