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2020年4月 6日 (月)

非常事態宣言について

たぶん太平洋戦争開戦前夜はこんな風だったんだろうなと思う。

あおり立てるマスコミとはやし立てる民衆。

わかっていない人は声高に。わかっている人は口をつぐむ。

法に則って行うべき【行政】が、民衆に後押しされるべき形で法を逸脱する、させられる。

あげく言うのだ、「そういうつもりではなかった」「こんなはずではなかった」と。

 

日本国憲法には非常事態条項がない。

安倍晋三は改憲論者だ。何度も何度もその必要性を訴えてきた。だからこそ、今回、非常事態宣言を発することを忌避していた。

私権の制限のない非常事態宣言とはなんだ?強制できない、罰則のない、そんなものに何の価値がある?

そして、それがうまくいったとして、と言うかうまくいくだろう、そうなったら言うのだ、護憲論者は、「憲法改正などしなくてもよい」と。

 

非常事態条項はそれを発することによってのみ、最大多数の主権者を守れる状態、(多くの)国民の生命・財産、公共の福祉のために限定的に行われるものでなくてはならない。

正常化したなら、速やかに戻すべきものだ。

だかしかし、今回の伝染病については、非常事態宣言をしたからどうなるものでもない。

医療リソースの破綻を防ぎ、社会的、経済的な持続性を確保しつつ、時間稼ぎしかないのだ。

 

今回の新型コロナについて確定していることは、

・ワクチン・特効薬は現在のところ無い。確立まで最低でも一年以上、たぶん2年はかかる。

・対応策としては、手洗い、マスク、社会的距離を維持する。

であり、それは、非常事態宣言でどうなるものでもない。というか、やめた途端に再び流行り、あらためて自粛を求め、場合によっては、宣言が繰り返され、そのうち経済的な死が訪れる。

 

それよりは、それぞれの試行錯誤に委ね、ぎりぎりの工夫で低空飛行ながら、持続させる方がましなはずだ。

お上が言っているからと思考停止することで、解決するような問題ではない。

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