2010年3月31日 (水)

ユニクロについて考える

世界でポジションを取れ 【特別対談】マイケル・E・ポーター氏×柳井 正氏 (日経ビジネスオンライン 読むにはユーザー登録が必要です)

柳井正 「素晴らしいものは一つしかない」

通常の服の発想であれば、多様なものを用意してできるだけ多くの需要を引き込もうとするが、ユニクロは色数だけはそろえつつ、デザインはそれほどバリエーションがあるわけではない。

昨年の冬に漠然と思っていたイメージが今年の冬で確信に変わったこと。
分厚いセーターを着ている人がほとんどいなくなった。
春秋のスタイルとほとんど変わらない。

ユニクロは人類の肌を変えようとしている。
夏は暑く、冬は寒い、だから薄着、厚着、重ね着しましょう、ではなく、夏は着ることにより涼しく、冬は着ることにより暖かく、それも薄ければ薄いほどよい。そして、肌の色が違うように、カラーは取りそろえ、体型に合わせて多少のデザインを用意しましょう、となる。

したがって、この先の展開もわかりやすい。

冬にはより快適で暖かい服を。夏にはより涼しく快適な服を。
そして少なくても、地球上の温帯の人々はそれを無視できなくなる。
この服を着た後にその他の服を選ぶことになるから。

今まではパンツが手薄だったから、もっともボリュームの出るジーンズを出す。
冬はこの下にヒートテックを履けばいい。

そして世界は何ら特別なものではない。
同じ人類の同じ快適を提供する。

なんてわかりやすく、なんて傲慢な。

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