2009年5月19日 (火)

水際作戦なんてムリに決まってるじゃん

新型インフルエンザの水際作戦って名称でもわかるように「水際」だからできるわけで。船便で何週間もかかって海を渡ってくる間があれば、感染、潜伏、発症までいって、検疫に引っかかるだろうけど。

現在のように、飛行機で10数時間で目的地に着いてしまえば、感染、潜伏、期間中にあっという間にすり抜けて当然。
阪神地域の大流行も当たり前といっては当たり前。

なんでこんな単純なこともわからず(それとも目をそらすため?)厚生労働省もマスコミも広報していたのかがわからない。

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2007年6月13日 (水)

セキュリティソフトはリソースを食い過ぎる

とある知人のPCサポートをすることになった。
5年前のNECのデスクトップパソコン(AMD Duron 950MHz
)WindowsXP無印。
インターネットでも再び始めようという気になったらしい。

遅くて使い物にならないのかと思ったら、意外に快適。

さすがに今時XP無印では不安だしということで、XP Service Pack 2 を適用して、Norton Internet Security 2007 もインストール。

そうしたら、いわゆる重くてつかえねーPCに生まれ変わった。
というか、このもっさり感はいまどきのPCの感触そのもの。

常駐ソフトがPCリソースを食い尽くすとは聞いていたけれど、ここまで極端だといっそすがすがしい。

このセキュリティ対策に当てられるPCリソースをもっと有意義に分配できないものか?

たとえば、大手で導入されているモノをスケールダウン&使い勝手を向上させて一般向けに提供できないか。
インターネットを通るデータはブロードバンドルーター(無線を含む)を通るのだから、こちらにセキュリティ機能を任せることはできないか?
もしくは1台のPCをセキュリティ専門にしてしまうとか。。。
古いPCなどは据え置きと割り切って、各PCには対策を施さないという選択はできないものだろうか。もちろん、USBメモリなどの使用は制限しないとならないけれど。
 #モバイル機や高性能機であればそれぞれに導入することになるとしても

セキュリティソフトのライセンスを3台まで認めるよりこちらの選択肢の方がありがたいかもしれない。

値段は+2万円程度、更新は5000円/年ぐらい。
当然、何台になっても構成内であれば費用はいっしょ。

もしこういう製品があるのであれば、少々古くても実用になる機種は増えると思うのだが。

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2007年6月11日 (月)

IP電話を信用するな! その・2

IP電話 問題点のその2


前のタイトル以外で大きい問題が、電源に関することである。
基本的にアナログ電話機の動作に外部電源は必要ない。
昔の黒電話を例に出すまでもなく、今でもディスプレイがないようなファッション電話機であれば電話線のみで発着信・通話が可能だ。これは電話線に常時給電(48V,40mA以下)されていることによる。
余談ではあるが、災害等で停電が起きても電話線さえ無事であれば通話は可能なので、このタイプの単機能電話機を予備においておくといいだろう。ちなみにこれはADSLのタイプ1-電話共用型- も同様だ。


ただし、現在の主流の電話機は外部電源を必要とするものばかりである。これは電話帳機能、FAXつき、コードレスなど給電される電力ではまかないきれない多機能を搭載しているせいだが、コードつきの親機であれば受信だけは可能というものは比較的ある。


もっとも日本の電力会社から提供される商用電源はとても信頼できる。
ほとんど停電しない上に、大規模災害時であっても比較的速やかに復旧する。
このため今までの固定電話を使用している分にはそれほど問題になることはなかった。


ところが近年の情報機器の普及は別の側面を浮かび上がらせた。
落雷による停電や瞬停(目に見えない程度の瞬間的な停電)、ちょっとした電力変動が動作を不安定にすることが多いのだ。
これに電化製品の普及が加わった一般家庭・零細事業所では、契約電力が追いつかなくなったためのブレーカー落ち、ギリギリのせいで電力変動や、瞬停が起きる可能性が高まる。


それに対して、IP電話の肝であるVoIPルータ(声をIPにのっかるパケットに変換する)はほとんど無防備である。
家庭ではよほど理解をしている人でないとバックアップ電源(UPS)を接続していることはまずないだろうし、事業所でもそこまで対策を施してある場合は少ないのではないか。
似たような問題はデジタル電話(ISDN)のときにもあるにはあったが、ISDNモデム内にバッテリーを搭載することなどで対処していたのであまり表面にでなかった。

そしてこの手の問題をややこしくするのは、停電後、電力供給が再開されてもそのままでは動作が正常に戻らないことがあるのだ。この場合、WAN側、LAN側の接続機器をまとめて、あらためて再起動を行うことで復旧することが多い。
一台ずつバラバラに行うのではなく、関連する機器をまとめて再起動(すべての電源を落としてから一台ずつ起動)することが望ましい。
この手順は、今回のようなNTTの大規模トラブル時にも当てはまるので、自衛手段として覚えておくとよい。


もっともこういうことは今までの電話サービスでは考えられない面倒だ。
だが、ここまで面倒を見なくてはいけないのもIP電話の値段の安さのうちなのだと理解する(あきらめる)必要がある。

その上で、よりよいサービス(安定、安心)が提供されたらその時点で移行を考えたらよい。

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2007年5月25日 (金)

IP電話を信用するな! その・1

IP電話、光電話のトラブルが頻発している。
ある意味当たり前のことだ。
なぜ安いのか、という部分を全く理解しようとせず、ただ通話料が安くなるからという理由だけで、業務向けの電話を光電話(既存の番号のままでIP電話化するサービス)に変更するなんて、冒険するにもほどがある。


まず、「IP」電話とはなんであるか?
そのままだが、IP (Internet Protocol)を使った電話サービスがIP電話だ。
パソコン通信>インターネット時代のユーザーであれば、ある程度わかっているだろうが、ネットの通信速度は一定ではない。回線の太さ、接続するユーザー数、転送するデータ量、使用する機器の処理速度などによってどんどん変わる。
基本的にインターネットは、変わりつつもできるだけデータをやりとりしよう、スムーズに流れるときには多く流し、滞りがちなときにも遅くなってもいいからできるだけ、という構造になっている。これをベストエフォートという。


そこで電話を考えてみよう。
いっこく堂の持ちネタみたいに衛星中継みたいな会話だったら?
ぶつぶつにとぎれたり、途中が聞こえなくなったら?
現在のところ、IP電話はこれを回避できない。
高速インターネット回線(FTTHやADSL)の普及や、バックボーン回線の増強、各種機器の処理速度向上で、昔ほど欠点が見えなくなっているだけで、完全に回避することは原理上無理である。QoS技術の実装が普及すれば別であるが、帯域を予約するということはその分コストがかかることを理解しないとならない。


したがって、現在のIP電話は原理からいうと「止まって当たり前」と思って運用しないとならない技術のハズである。


ところが、ここで政治的・経営的な側面が出てくる。
ADSL競争で後れをとったNTTは、収益を改善するための方策が必要になった。そのため早急にFTTHサービスを拡充し、ADSLで奪われた顧客を再奪取することにした。当初は、ADSLとの違いとして、速度をアピールしたが、ADSL技術も進歩するために実測でのメリットがほとんどなくなった。
なぜならADSLであっても下り40Mbpsを越えるサービスを提供している上に、上り回線の細さや基地局との距離による減衰というデメリットも実際の利用でそこまでの高速回線を使うようなサービスを万人が必要としていない。
そのため普及させるために別のアピールポイントが必要となった。
そして選ばれたのが、光電話というネット接続、電話サービスの統合。
乗り換えてくれれば、電話番号を質にとることができる分だけ他社に乗り換えられる可能性も低くなる。
「ネット料金、電話料金をまとめることによって基本料金を割安にできます。既存の電話機が使える上に電話番号も今までと変わりません。通話料金も安くなりますし、場合によっては無料です。」
これならどうだ!
たしかにすばらしい。
だが、前述のように形こそ同じ電話サービスであるが、別の技術を背景にしたものであることをまるで伝えていないのだ。


営業的な側面もある。
どんどん売れということになれば、ユーザーサイドとしても安い電話+速いインターネット接続サービスが割安に提供されたのだから、乗り換えない理由がない。
これがどんどん増えるユーザーに見合うだけの設備増強が間に合わない上に、技術的にも発展途上のであるために頻繁にアップデートを行うことになる。
どこかでトラブルが起きない方がおかしいのだ。


現時点でのユーザーサイドの対処法としては、
・複数回線の副回線として導入
・あえて、050番号として導入
・いっそ、Skypeなどインターネット電話を利用
などだろうか。
間違っても業務向けに使用している単回線を光電話にするような無茶は避けよう。
というかこういうユーザーに売り込んだらいけないハズなんだが。

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2007年4月30日 (月)

消える貯金(身内が死亡したら)

一年前に祖父母が死んだ。
そのときの貯金の取り扱いについて起きたトラブルについて書こう。


最初にいっておきたいのは、「郵便局の通帳は絶対になくしてはならない」。
とくに民営化に邁進するようになってから対応が悪くなっているようだ。
祖母の通帳・証書は3通(普通、定額、定期)あったのだが、祖母のものがほかにもないかと確認をお願いした。
すると回答は1通もない!とのこと。
この手元にある通帳・証書はいったい何なのか?


貯金照会を行ったとき記入したものを書くが、
・氏名
・生年月日
・郵便番号
・住所
だったと思う。
これのすべてにマッチすると本人ということになる。
ここまではとくに問題なさそうだが、、、。
落とし穴があるのだ。


郵便局の通帳は一人1通と制限が今でもあるが、本人確認を求められなかった(義務ではなかった)こともあり、実際には、住所を少し変えてつくったものが多くあった。また貯金の上限(300万円、近年は1000万円)が決まっていたせいもあって、それを回避するために局員がそれを行ったこともあったようだ。
そういうたぐいのものは、当然照会をしても出てこない。これはまあ自分で把握しておかなければどうしようもないだろう。


しかし、普通に使っていてもトラブルが起こることがある。
今回わたしの祖母の件がそれだ。
なんと郵便番号が、5桁から7桁にかわるときに住所が勝手に変化し、通常使っている住所表記では、該当なしになったのだ。
本籍・地番が現住所と違うところは多いと思う。田畑を開発して、団地や宅地分譲を行ったところがこれをおこしやすいのではないか。
本籍地が大きい集落で、人口が増えてその一部に新しい町をつくった < わたしの住所もこれである。
この場合、本籍地名でも7桁番号があり、現住所地名でも7桁番号がある。
したがって、同じ住所で2つの7桁番号があることになる。
その上、話をややこしくしているのは、5桁の現住所番地を7桁に変更するときに住所表記も勝手に7桁に合うように変更している場合があるのだ。
 ※7桁番号が特別な住所コードとして使われているらしい
こうなってくるとこの場合、最低4通りの住所表記を行わないと本人の貯金照会ができないことになる。


自己防衛は、
・通帳をなくさないこと
・住所表記のバリエーションを考えて照会すること(クレジットカードや役所からの郵便物に注意しよう)
・できるだけ統一した住所を使うこと
ぐらいだろうか。


何か国庫に取り込もうとする悪意すら感じる状況だ。

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2007年4月26日 (木)

(条件によっては)郵便局の転居届は出さない方がいいかも

郵便局の郵便サービスのひとつに転居届というものがある。
転居後、旧住所宛の郵便物を新住所まで一定期間(1年間、更新可能)転送してくれる便利なサービスだ。


けれど、注意した方がいい点がある。
一度転居届を出して、更新しないでおくと、旧住所宛の郵便物が宛所不明で差出人に返送される。


別に困ることないような?
世帯がまるまる引っ越す場合で、旧住所に一切誰も残らない場合はそれでもいい。
だが、一人だけ転居とかの場合は?
県外へ進学の学生、就職した社会人、嫁いだら? その場合であってもどうやら原則この方針でいくことになったようなのだ。


つまり進学・就職などして実家から転居届で出てしまったら、ずっと転居届を更新し続けるか、一度実家宛の郵便物は実家宛に着くように旧住所が空欄の転居届を出すしかないということになる。



数年に一度の重要な郵便物ってそうはない?
郵便局の定額貯金の満期は10年。銀行などの3年、5年もの定期のお知らせは毎年くるのだろうか。
学生時代の同窓会のお知らせは実家宛では?


できる対策は、以下の通り。
完全に転居してしまった場合(旧住所に誰もいない)
(転居届の更新を忘れない以外)方法はありません。


実家がある場合
・月日を決めて毎年一回転送届けを出し続ける
・転送届けを出して、一定期間後に旧住所が空白、新住所が実家の転居届を出す
・転送届けを出さない
 >親、兄弟に頼んで、転送してもらう。or 手製の転送シールを貼ってもらって再びポストに入れてもらう。


今まで実家だからと転送届けが切れたあと戻ってきていたのは、郵便局員の「善意」だったようで、民営化に向けてこの手の扱いは「ノウハウ」ではなく、切り捨てるべき対象になったようです。

更新し忘れる人、転居ラベルに有効期限が入っているので確認しない方に問題があり、郵便局から確認作業は積極的に行っていないとのこと。


くれぐれも気をつけてください。

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2007年2月21日 (水)

ガス器具の事故から得る教訓

「ナイフは危ないものだ」だから取り扱いに注意する必要がある。
これは当たり前のことではなかったか。
室内で燃焼し、室内に排気するガス器具が安全なわけがなかろう。
室内で燃焼し、排気は(強制、自然で)外へ、であっても室内の酸素を取り込むことには代わりがなく、換気を考慮しなければ安全を担保できないことも自明だ。
この構造の器具が存在できたのは、すきま風が当たり前であった時代までだろう。


なぜその前提を無視し、10年以上も前の機器で責任を追及され、殺人のような扱いをされなければならないのか。
確かにメーカーが負うべき責任はある。
しかしそれは気密性の高い住宅が普及してもなおこの形式(室内燃焼式)の器具を販売したという点にあって、それでも売るのであれば、たばこ並みかそれ以上の注意書き(排気ガスにより死亡する可能性がありますなど)を添えて売るべき素性のものだ。
そしてそれはメーカーが進んでやるようなことではない。安全基準を作る側の仕事だろうに。


そして事故が起きても今まで騒がれずに終わったというところにより根深い問題がある。
事故の報告は、警察、消防とともに一括して受けられる窓口が必要なのだ。
どのような状況で、製品、使い方、などで起きたかを多角的に分析し、必要な関係機関と連携し、広報、改善を行うセクションが。
生活のあらゆるところに様々な機器が入り込みブラックボックス化している現在、ひとつの事故から得る教訓を生かさなければ、今後も同じようなことは起こるだろう。


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2006年11月14日 (火)

ETCの死角(安全対策不備)

「ETCを利用して高速に入ろうとしたら、ゲートが開かなかった」
比較的多いトラブルらしい。
原因の多くは、ETCカードの期限切れ、未挿入だそうだが、わたしの場合は違った。

ETCカードは有効期限内、確実に挿入済み。
Mobe110
M0BE-110 ETC車載器(三菱重工業製)は正常に動作中。
  動けばよいので、販売店の最廉価モデル。


ゲートの機械も他車が進入できたのだから、正常。


ではなぜゲートは開かなかったのか?


すでにカンのいい方はおわかりだと思うが、LEDが正常と点灯したまま
「車載器が壊れていた」
のだ。


故障部分は、通信系。
当然のことながら車載器からは通信エラー音も出ず、ゲートが開かないだけである。


 #マヌケな話だが、修理(保証期間内だった)にだして返ってきてから
 #マニュアルを開き車載器のエラーの確認方法を知った。
 #まあ今回は、確認しても受信していないことになっているのだから無駄だったろうけど。


ゲートの係員には迷惑がられ、カー用品店の店員には「この難癖つけやがって」みたいな顔をされ、メーカーに送ったら「車載器本体の通信機能について異常を確認しました」で交換、再セットアップ、あらためてカー用品店で取り付け、終了、以上である。

何だ?
このやりきれなさ。


------
わたくし自慢じゃありませんが、ものあたりはたいへん悪い。
購入した製品の何割かは間違いなく故障します。
最近でも
・Apple PowerMacG5 Quad 購入して1ヶ月で煙を噴いた >CPUボード交換
・Sharp 全自動洗濯乾燥機 排水弁故障 >排水弁交換(保証期間内)
・Toshiba HDD-DVD レコーダー RD シリーズ 計2台(使用中3台)で、あわせて 3回の故障
  >HDD交換2台、DVD交換1台(販売店長期保証中)
・iiyama 液晶モニタテレビ リモコン受信部の故障 >初期不良につき交換
などなど。

自分のことをわかっていますから、長期保証をつけることができる場合は、まずつけるようにしています。
そして機械が壊れることも、そういう場面に遭遇する可能性があることも、当然理解しています。


------


だが、というか、だからこそ、今回のケースは許せない。
正常に動くことが当然で、そうでなければ生命、財産に関わる場合がある製品には高い信頼性(壊れないことや確実に動作すること)が求められるのは当然のことだ。
ETCがそこまでの信頼性が求められるものであるかどうかは各人の判断に任せるが、わたしとしては必要以上のものを求めるつもりは正直ない。
まして設置場所は、振動や、高温など、ダッシュボード周辺の劣悪な環境を考慮すれば壊れるなというのは無理がある。
けれど壊れることを前提とした、安全性は考えられてしかるべきである。
シロウト考えであるが、起動時に電波が正常に出ているかどうかのセンサー(決められた周波数のラジオ)とルーティンを組み込めばすむはずである。それを怠る理由がどこにあるのか。


確認のため、修理を行ったメーカーに電話してみた。
この時点でのわたしの要望は事実確認と改善を考慮しているのかどうかであった。


窓口担当: それでは、文書番号を。担当にかわります。

わたし: ETCゲートが開かないと製品を送付したものですが、今回の件について確認したいことがあり電話しました。正常に動作しているように見えたのですが、こういう状態では安全性に欠けると思うのですが、どうでしょうか。

修理担当A: 機械が正常に動作しているように見えたことは事実ですが、LEDの緑点灯はETCカードが正常に認識されたことを表すものであり、機械が正常に動作することを保証するものではありません。 ※1

わたし: 機械の状態を示すインジケーターがひとつしかない(正確には通信状態を示すものもあるがゲートに進入しない限りわからない)のですから、それが正常に点灯していれば大丈夫と判断するのは当然ではないですか。それでは安心してゲートに進入できないと思うのですが。

修理担当A: 現在の製品ついては、十分に安心して走行できる基準を満たしていると思われます。

わたし: 現に通信部の故障の場合に緑点灯(正常と表示)するのですが、これは特に問題ないと?

修理担当A: たとえ問題があってもETCシステムの利用規定通りに走行すれば、ゲートに追突するなどの事故は回避できるはずです。

わたし: すべてのひとが利用規定通りに走行していればいいですが、そうでないことも多いのではないですか。現状において、遵守されることを前提に製品設計を行うのは安全を軽視していませんか。


 #ETCシステムは利用規定通りにすべてのひとが運用しているのであれば問題ない
 #だろうが、現実にはオーバースピードでつっこんだり、車間距離を十分にとって
 #いなかったり、はよく見られる光景である。
 #それをすべて許容する必要もないが、起こりうることに対して対策を考えることは
 #必要なことと思われる。


修理担当A: ETCシステムは当社だけで成立しているわけではなく、高速道路会社の仕様を満たすように設計されています。したがって当社だけが個別の違いを組み入れることはできません。

わたし: 現状で十分であると思いますか。三菱重工さんだけでも改善することはできませんか。現行の商品はみなこの状態になるのですか。

修理担当A: 先ほども申しましたように共通の仕様を満たしているので、他社においてもそれ以上の対策を行っているという話は聞いておりません。当社でも現行商品においては同様です。



わたし: (しばし食い下がる)

## 修理担当A 埒があかないので、他の人にかわる
※1
その間にマニュアルを確認してみる。
p12 
ETC車載器の各部の名称と主な機能
「左:ETCの利用の可否を表します。(車載器が正常でかつ正しいETCカードを挿入しているときは緑色点灯します。)」との一文が。



修理担当B: お待たせしました。
わたし: 先にAさんは、LEDはカードの正常認識のみを表すものとおっしゃりましたが、マニュアルによれば車載器の正常動作も表す、と書いてありますが。

修理担当B: 確認します。・・・そうですね。車載器の正常動作も表す、となっています。

わたし: これでもいいと思いますか。

修理担当B: 日本道路公団がゲート式ETCの導入を決めた時点で、このような問題が起こることは認識しております。それを前提に利用規程が策定され、遵守していただくことによって安全は担保されると考えております。

 #世界ではシンガポールのようにノーゲート式のものもありますし、ゲートの仕組み上、、。という話もあった

わたし: そんなに大きい話ではなく、今回の件では、単に製品に改良を行えばいいだけ(ラジオの受発信確認を起動ルーティンに加えるだけ)ですが、それさえもできないのですか。

修理担当B: (先のAさんとほぼ同じ答え)

わたし: 本当にそれでユーザーの立場で製品を考えていますか。設計としては仕様を満たせば十分かもしれませんが、使う立場になったときにそれで十分だと?
それではこういう問題があることをユーザーに周知しておられますか。
修理担当B: 特に行っていません。

わたし: 行う予定は。

修理担当B: 今後についてはわたしからは何も申し上げられません。ただ、このような意見があったことを生かすようにはできるように努力いたします。

わたし: ぜひ対策をとってください。今回の件で、何かをしてもらうことは考えていません。けれど現状のままでは、三菱重工の製品を今後購入することはないですし、ひとに薦めることもできません。本当にシロウト考えですが、車載器の起動時に送受信の確認をとるだけでもいいはずなので、安全に対する対策を他社に先駆けて※2組み入れても(ユーザーサイドに)困る人はいないはずです。ぜひ今後の製品の取り組みに生かしてください。

 ※2 三菱重工修理担当者の言い分によれば、である。それほどのことか?


この間およそ40分
録音をしていなかったのが悔やまれるが、おおよそ以上のようなものであった。


修理担当者の言葉の端々にあらわれるのは、仕様を満たしているのであるから問題ないとの意識と業界横並びで自社だけが対策をすることへのリスク。そして利用規定通りに走行すれば問題ないとの逃げ口上。
自社の製品の使われ方を考慮しないユーザー意識の欠如。


今回は、ものあたりの悪いわたしが機械を信用していなかった & 久しぶりに使うため に限りなく速度を落として
いたことと後続車が少ないゲート & 時間帯 であったこと、が幸いだっただけで、ゲート突入による破損や急ブレーキによる追突の起こる危険性はあった。

どうしても法令やマナーやルールによってしか守れない部分も確かにある。しかし、ETC車載器が故障していながら正常に動作しているふりをしていた場合に、ユーザーはどう対処できるのか。
いちいちスピードメーターが壊れていないことを確認しながら道路を走ったりするだろうか。壊れていれば動かないのではないか。
オートマティック車のエンジンの始動には、パーキングポジションとブレーキを踏ませるのはなぜか?


「ETC車載器が故障していたなら、動かないようにしてくれるだけ(異常を示すだけ)でよい」


今回のわたしの望みは、これだけなのだ。
それだけわかれば、必要に応じて修理に出したり、買い換えたり、有人ゲートを選べばすむ話だ。
簡単に対策が可能(ラジオの受発信確認をするだけでよい;あくまでシロウト考え)であるにもかかわらず、業界だのシステムだのといういいわけを並べ立ててもむなしいだけだ。


しかし本当に三菱重工のいうように、通信機能のエラーは他社も含めて検出されないのだろうか。
システム上もこのようなことを考慮していないのだろうか。
もしそうであるなら、今後このようなゲートトラブルはカードの有効期限切れや差し忘れの陰にかくれて、確実に起こり続ける気がする。

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